舞台装置で役者が生きる世界の幅が決定される。
創作の坩堝(るつぼ)が僕を夢中にさせるんです。
「清流の国ぎふ」文化祭2024演劇の祭典・まちかど演劇祭参加公演
演劇集団紅茶組×岐阜工業高等専門学校「紅茶高専メランジェ」
公演タイトル「家族ごっこ」
第2杯インタビュー:ice3(アイススリー)/舞台装置
インタビュイー:舞台装置担当/ice3(アイススリー)(以下:ice)
インタビュアー:広報担当/松依花奈(まついはな)(以下:松)
松「自己紹介をお願いします。」
ic「えー………」
松「名前出て来ないことあります?笑笑笑」
ic「色々な呼び名があるので、どれ言ったらいいかなって。」
松「業界あるあるなんですかね、ではチラシに採用されている名前でお願いします。」
ic「ice3(アイススリー)です。」
松「「アイスさん」って読むのかと。」
ic「「アイスさん」でも「アイススリー」でも「いせさん」でも。何でも(呼んでください)。」
松「あ、確かに「いせ」とも読めますね。」
松「演劇に興味を持ち、携わることになったきっかけを教えて下さい。」
ic「高専(岐阜工業高等専門学校(以下:高専))時代に演劇部に入部したことが一番大きく影響したかなあと(思います)。」
松「高専時代、どうして演劇部に入ろうと思ったんですか?」
ic「新入生歓迎公演を観て、「ええ感じやん!(力説)」「人動いとるやん!(力説)」(松「笑笑笑」)ってなりまして。」
松「笑 なるほど、そこで感銘を受けたんですね。」
ic「そうですね。」
松「どうして舞台装置に所属したんですか?」
ic「高専時代に舞台装置に一番携わったから、ですかね。」
松「高専時代はどうして舞台装置に?」
ic「もともとモノづくりは好きで。楽しいんですよね。
自分が作った装置が評価されることが嬉しかったし、面白かった。あと楽だし笑」
松「現状とても楽そうには見えませんが(松/ic「笑笑笑」)
今まで作ってきた舞台装置で、一番作り甲斐があった、とか、印象深かったものってありますか?」
ic「中村さん(代表)と一緒に考えて作った装置です。
高専時代みずほ演劇祭に出演した時、舞台上に部屋を作ったんですよ。
部屋の中のインテリアや配色まで(中村さんと)相談しながら決めて。あれが一番印象に残ってますね。」
松「話している雰囲気からも、いかに楽しかったのかが伝わってきます。」
松「今回、一番大変だと感じる部分はどこでしょうか。」
ic「今回、演出との舞台イメージの共有が不完全な状態でプランを作り始めたんです。
今までの経験が一切通用しなくなったので、計画をいちから組み立て直さなければいけなくなってしまった、という部分がちょっと(大変です)。」
松「それ一番難しいですよね。慣れない部分もあって大変そうです。」
ic「ですね。試行錯誤しながら頑張ります。」