どーもー。松岡です。
ねえ、みなさんオリンピック見てた?私も見てたよー。
長野オリンピックに出てた選手が、今回はコーチで参加してて、時代の流れを感じてしまいました…。
今回は、リクエストのあった、「反省会ってどうやってる?」を書いていきたいと思います。
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■反省会ってさ、暗くなりがち
反省会ってさ、「今回はここが良くなかった」みたいなことを話すと思うんですよね。反省会だし。
そんで、結局ダメなところがたくさん出てきて、「…次回、頑張ろうね」みたいになりませんか?
どう頑張るか?具体的な方法が決まらずに反省会は終わって、次の公演やって、出てくる反省は「…次回、頑張ろうね」って、結局前回の反省はなんやったんやーい。ってなるでしょ。
なので、紅茶組は反省会はしません。振り返りをします。振り返りとは具体的にどう解決するのか?をみんなで話し合って、出し合うことです。
■暗くならない「新・反省会」KPTとは
紅茶組では、反省会はやらずに「振り返り」をやります。
重要で必要なのは、みんなが思った良かったこと改善点を団員全員が理解して、次回に生かすことです。
誰かが誰かを非難したりはありません。
紅茶組では、「KPT法」と言われる振り返り方法を実践しています。
K・・・Keep(続けること)
P・・・Problem(問題点)
T・・・Try(次回挑戦したいこと)
これをやるだけで、劇団としての生産性がアップします。
■KPTのやり方
この方法は、集団で行うKPTを前提にしています。
他人の意見に左右されていない、自分の意見を出すKPTの基本に沿うようにしています。
●アナログな方法
【用意するもの】
・ペン
・大きめの付箋(三色あると分かりやすいよ)
●デジタルな方法
【用意するもの】
・PCもしくはスマホ
(紅茶組では、trelloを使ってます。
1.Keep(続けること・うまくいったこと・うれしかったこと)を書き出す
まず、各自で思ったこと一つにつき一枚の付箋に書き出します。
単純なことでもOK!
「稽古終わりにのど飴もらってうれしかった」とかでもいいの。
コツは、「言うても、オレら頑張ったよな」な気持ち。
あんまり気負わずに書き出してみよう。
2.Problem(問題点・課題点)を書き出す
これも、各自で思ったこと一つにつき一枚の付箋に書き出します。
コツは「でも、ここ出来んかったよな・・・」の気持ち。
これも、小さなことでもOK!
3.カテゴライズする
大まかでいいので、KeepとProblemを似ているものでカテゴライズします。
4.Try(続けていきたいこと、次回挑戦したいこと)を出し合う
1と2で出された、KeepとProblemを見て、どうしたら改善できるか、をみんなで出し合います。
例えば、
Keep「稽古後にのど飴もらってうれしかった」
Try「稽古場にのど飴を常備しておく」
とか。
5.Tryの優先順位を決める
たくさんのTryが出てきても、全部をやれるわけではないです。
なので、そこから「真っ先に解決しなければいけない問題」から優先順位をつけていってください。
「こういう問題点が出ることが正しい」などはないので、自由な気持ちで取り組んでみてくださいね。
■次回に生かすには、どうしたらいいんだろうか?
振り返りをしたら、それを生かさにゃならんワケです。
おススメは全員でKPTの紙を見直すです。
そうすれば、Tryが一目瞭然なので「どんな反省をしたっけ?」となりにくいです。
難点は、KPTの紙を取っておかないといけないということ。
スマホで写真を撮っておけば、みんなで共有しておけるので楽ですね。
■まとめ
・反省も大切だけど、振り返りは生産性あがるよ。
・振り返り方法は、KPT法がおススメ
・公演の稽古開始前に、前回のKPTを見直す
・Tryを、客演含めメンバー全員で共有する
・デジタルツールは、trelloがおススメ。
細かいやり方については、「KPT やり方」で検索をしてみてください。
ただねー、エンジニア系のサイトでの掲載が多くて、わかりにくいかも・・・。
なので、詳しく知りたい、という方はtheteas.gekidan@gmail.com までお気軽にメールくださいねー。
(松岡)