物語と役者を縫い合わせる様に。
舞台を型取り、世界観を象り、観客の解釈で広がってゆける衣装を求めて。

「清流の国ぎふ」文化祭2024演劇の祭典・まちかど演劇祭参加公演
演劇集団紅茶組×岐阜工業高等専門学校「紅茶高専メランジェ」
公演タイトル「家族ごっこ」
第9杯インタビュー:青りんご/衣装
インタビュイー:衣装担当/青りんご(以下:青)
インタビュアー:広報担当/松依花奈(以下:松)
青/松「よろしくお願いしまーす!」
松「まず自己紹介お願いします。」
青「高専の〇〇〇(ピー!!!)です。」
松「やっぱり本名言うんだね。」
青「乗った方がいいかなって」(青/松「笑笑笑」)
松「乗ってみたんだ。」
青「ムーブに乗ってみました。ニックネームは青りんごです。」
松「なぜ青りんごなのですか?」
青「Mrs. GREEN APPLEが好きで。安直に。」
松「今どきに疎いわたしでも分かる!」
松「演劇に興味を持ち、携わることになったきっかけを教えて下さい。」
青「友達に連れられて高専演劇部の見学に行ったとき、友達に「入ろう」って誘われたので入部したんです。
でも、友達辞めちゃって。」(青/松「笑笑笑」)
松「青りんごちゃんだけ続けてるんだ笑
かげなつちゃんは衣装や音響とか、色々な部署を経験していたみたいなんだけど、青りんごちゃんは最初から衣装希望だったの?」
青「最初は照明をやってました。一年の高専祭の時までかな。
当時は部内でミシンを使える人がいなくて、ミシン使える人を当時の衣装班が探していたんです。」
松「ほほう。先が見えて来たぞ笑」
青「わたしはミシンを使えたので。ミシンで色々と(頼まれたものを)作ってたんですけど、「ミシン楽しいぞ!」ってなって。
衣装班に転身しました。」
松「ご自宅にミシンがあるの?」
青「家庭用ミシンがありますね。」
松「今はご自宅にミシンがある方が珍しいと思うから、貴重だね。
手製の方が安い時代もあったけれど、今は買った方が安いし。」
青「うちは小学校の時に持っていく雑巾とかも、お母さんが余ったタオルで作ったりしていましたね。」
松「100均がある時代なのに!!!」
青「そうなんです。「このタオルもうボロいから助かる」みたいな笑
わたしも手伝ってお母さんと一緒にミシンを触っていたので、自然に覚えちゃいましたね。」
松「今回の舞台において、「ここはこだわってるよ!」って部分を教えて下さい。」
青「うーん、統一感、ですかね。
舞台が住宅展示場なので、華やかになり過ぎず、でもシンプルになり過ぎない。そのバランスが結構難しくて。」
松「今回大人の衣装係(中島かすみ)さんと一緒に衣装を担当してくれているけれど、ここが難しいなって部分はあったりするかな。」
青「擦り合わせが大変ですね。わたしが主に平日、かすみさんは休日に稽古参加しているので、なかなか会えなくて。
あとは、かすみさんも仰っていましたけど、ある役の衣装探しが本当に大変でした。ようやく決まったところなんですけど。」
松「はいはい笑
衣装班ふたりが口を揃えて大変だと嘆く役、お客様にはぜひどの役なのか当てていただきたいですね!」